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30代男の、出来るだけ生々しい婚活模様
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仮に今回の女性とうまくいかなかったとしても、次回参加しようと思えるパーティまでは、少しブランクがある。
なので、今後のために、記憶が確かなうちに、ここ最近のパーティについてメモしておこうと思う。

まず、自分が実践した作戦の中で、好感触だったものを列挙。

①博物館などのアカデミックな場所に、興味を示す女性が意外に多い。

②目を見て、笑顔でハキハキ喋る。挨拶も大きな声で。

③話題の最新映画を見ておくとよい。

④好物等の記入欄に、ありきたりなことを書かない。

①については散々書いてきたとおり。一見すると地味だが、こういうデートを望む女性も多いかも知れない。
②は、初対面の人とのコミュニケーションの基本。意識せずに実践できていれば問題ないが。
③と④は今回初めて言及する。

よく行くパーティのプロフィールカードに『最近見た、もしくはオススメの映画』という欄がある。
そこに話題作を書いていたら「私も見ました」「見ようと思ってます。面白かったですか?」などと、会話の始まりに持ってくるケースが多かった。
具体的なモノに対する話題なので、受け答えもしやすく、その後の会話もスムーズになる。
今回はたまたま『レッドクリフ』を見ていたので、その話題を行く先々でしていた気がする。
もちろん、映画の話題のみで終わらせないよう、注意も必要だが。

同じく、カードには『好きな・嫌いな食べ物』という欄があり、これまた分かりやすいので、会話のきっかけによく用いられる。
女性に聞くと、だいたいの男性が『肉』とか『カレー』とか、ありきたりな回答を書いているそうだ。
そこで、ちょっとひねった回答をすれば、インパクトを与えることが出来る上に、ツッコミ待ちの状態になれるのだ。

さて、ここで③と④について、不利な点をひとつ。
その話題ばかりが強烈すぎて、他のことが記憶に残らない、ということもある。
現に、2度目の会話で「ああ、○○の方でしたね」などと、その話題のみで括られてたこともある。
所詮は会話のきっかけを作るためのもの、程度の認識でちょうどいいかと。

続いて、失敗点。これは細かく挙げると書ききれないのだが、あえて絞るなら。

①相手のプロフィールカードに目を落としすぎる。

②同じ話題で喋りすぎる。

③地元話に持ち込もうとして失敗する。

④相手の空気を読まない。

①は、好感触②の反対で、まるで相手を見ないこと。
②と③は、触れてみたけど盛り上がらない話題を、ダラダラしてしまうこと。
特に③は、相手にもよるが、外すと大きい。
④は、グローバルな意味ではなく、相手が「あなたはちょっと…」というオーラを出してる人に、愛想以上の会話を要求してしまうこと。

あまり好きな言葉ではないけど、やはりお見合いパーティは『駆け引き』なのだな、と、改めて実感する。


以上、現時点での自分的お見合いパーティ攻略メモ。
必勝には程遠いけど、しないよりマシだね、程度のものと認識していただければ。

だって、これだけやっても勝率2割以下の男の言うことですからねぇ。



オマケ。
パーティで見かけたいろいろ。

・女性に対して「かわいいですね」と言う男性を、初めて見た。
ハウトゥ系ページなんかで見かける作戦だけど、これはよほど度胸すわってないと出来ない。
単純にすげぇと思った。でも自分は実践できない。

・女性がプロフィールの『希望の相手』欄に『細くて背が高い男性』と書いていた。
話には聞いていたが、こういう具体的な好みを挙げる女性って、本当にいたんだ。
こうもキッパリと書く以上、よほど自分に自信があるんだなぁと感心した。
自分的には、まず入り口で締め出された感じだが(背は低め)。

・受付に背の高いイケメン風が入ってきたとき、女性がみんなそっちを見てた気がする。
いいなぁ、イケメン。
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予告どおり、1週間ぶりのお見合いパーティに参加してきた。

先週は久しぶりのパーティ参加ということもあり、今にして思えば、かなり張り切っていたと思う。
ブログ記事を読んだら、その一目瞭然っぷりに失笑を禁じえない。
なので、今回は極力、肩の力を抜いて行こう。
経験を積むのが目的。駄目な結果なら、それもまた良し。
出待ちナンパとかも、しない方向で。

でも、最低限の準備は怠らない。
今回は、いつものコンタクトをやめて、眼鏡をかけて、装いも地味目にしてみた。
いかにも「理系の仕事をしてますよ」的なアピール作戦である。
…あとはまあ、先週と同じ人に出会った時用、というのもある。

さて、パーティである。

今回は「女性が多くて男性が足りないんですぅ」という、スタッフさんの電話勧誘を受けての参加、という経緯がある。
蓋を開ければ、本当にその通りで、男性11人に対して、女性20人という。これはすごい。男女比1:2なんてパーティ初めてだ。
これはカップルになれる確率は高いが、逆に、選ばれなかったら超ミジメではないか。
カップルとまでは言わない、せめて中間審査で数人からでも○をもらいたい。
かえって緊張してきた。

前回の反省を踏まえるには、1週間というブランクは実に効率がいい。
経験も後悔も、鮮明に残っているからだ。

特に気をつけたことは、出来るだけ声を張って喋ることと、相手の目を見ること。
そんなの当然じゃん、と思われるかもしれないが、これがちゃんと出来ているかどうか、自覚が薄かった分、甚だ怪しいのだ。
あとは、出来るだけ笑顔でいること。俺の笑顔がなんぼのもんか、とも思うが、多分しないよりはマシだろう。

その辺りの作戦は、案外と効果があった気がする。いつもより、会話がスムーズで盛り上がったのだ。
声が聞こえやすい方が、話しやすい。
目を見られた方が、誠意を感じる。
笑顔の方が、打ち解けやすい。
そんなところだろうか。いや、あくまでこちらの勝手な推測だが、単純にコミュニケーションだと考えれば、こういう効果が出るのは納得がいく。

さて、それが結果に繋がったのか。

中間審査が帰ってきた。
○は、20人中4つ。
実に、いままでの平均的な数字である。
今回はこの人でいこう、という女性からも○を頂けた。
愛想のいい、割と好み目の女性で、前回好評だった『博物館巡りが好き』というポイントに好感触を示してくれた。
しかし、残念ながらメッセージカードは頂けなかった。

代わりに、別の女性からメッセージを頂いた。
「もっとお話がしたいです」
その女性は、こちらが中間審査で○を入れなかった、つまり印象のよくなかった人だった。
よくないというのは語弊があるかもしれない。印象が薄かったのだ。

今回はフリータイムがなく、かわりにもう1周、全員と会話する方式だった。
しかし、審査結果が届いたのは、カードを頂いた女性と会話した後。つまり、これ以上の見極めは不可能。
印象のない女性と、うまくカップルになれたとして、本当にそれでいいのだろうか。
さて、どうしたものか。

最終投票の時がきた。

やはり自分は、本命を一番に選んだ。
今回は経験値を獲得するためにやって来たのだ。当たって砕けるのも本懐と知れ。

結果。

初めて、正式にカップリング成功となった。




ただし、相手は印象の薄かった彼女。




えー、いろいろ格好のいいことを書いてましたが、実は保険として、第2希望に例の彼女の名前を書いてたんです。
だって、少しでもカップルになる確率が高いなら、捨てることないじゃん?(開き直り)

ともあれ、晴れてその女性とカップル成立。そのままお茶に行くことになった。

話してみると、意外とハキハキと喋る人で、可愛らしいところもある。
やはり、たかだか3分程度のお見合いでは、人を測ることはできないものだ。

何より、こんな自分を選んでくれた女性なのだ。できるかぎり大切に付き合ってみよう。

そんな感じで、今回のお見合いパーティは、無事成功に終わった。
勝因は、肩の力を抜いて臨んだことだと思う。

しかし、これで婚活自体に勝利したわけではない。むしろ、次のステップへ進んだに過ぎない。
今まで、何度も立ったスタートラインだ。

改めて兜の緒を締める。



落ち込んだので、ブログを書こう。



今年の5月くらいから自発的に、結婚に向かう活動『婚活』を始めた。
それまでも、親が手配した見合いは数件あったけど、言われるままに仕方なく、というスタンスだった。
なぜ、自分から婚活を始めたか。そこらへんは、まあ追々。

とりあえず書きたいのは、こないだの婚活報告。


今日は何度目かのお見合いパーティに行ってきた。

実は今まで一度たりとも、パーティでカップルになれたことはなかった。
それでも帰り際、やはりカップルになれなかった女性を捕まえ、食事に誘ったことはある。
いわゆる、出待ちナンパですな。
自分にとって、過去のパーティの成果というのは、すべてこの手段によるもの。

いいかげん、ちゃんとパーティでお相手をゲットしたいところ。

パーティ参加自体、けっこう久しぶりだったので、今回はネット等でいろいろリサーチした。
自分なりに噛み砕いて整理して、今までと違うアプローチとかも考えた。
服装もいつも以上に気を使った。車も洗った。


いざ会場。

男女それぞれ20人前後という、そこそこの規模。でも男性が若干多い。
場内を見渡してみたら、男性で服装に気を使ってそうな人は少ない。よし、ちょっとリードできた。気がする。
女性はだいたい綺麗に着飾ってるように見える。正直、アレ?って格好の人もいるにはいるが。


ここで、パーティの詳細を少し。


ホテル内の小会議場レベルの部屋が会場。壁沿いに椅子がズラッと並び、そこに女性が座る。
その正面にも椅子が並び、そこに男性が座る。
パーティが始まると、対面の男女が、自己紹介を書いたカードを交換しつつ、2~3分程度会話する。
時間が経つと、司会の合図で男性が席をひとつ移動。対面の女性と…と続く。

一巡すると、中間審査として、気に入った相手の番号をチェックして、司会に手渡す。
その用紙が戻ってくると、『あなたにチェックした人の番号』に○がついている。
それを参考にしながら、後半戦はフリータイムとなる。

席を自由に移動し、前半同様の会話を2~3分。これを数セット。
また、中間審査時に、特に気に入った相手にメッセージカードを、2枚まで提出する。
これもこの段階で、それぞれに手渡される。

フリータイムが終わると、最終投票となる。第1~6までの候補を書いて提出。司会が集計し、番号を発表する。


さて、話を戻して。


今回特に気をつけたのが、自己紹介用紙も書き方。
今まで『休日の過ごし方』の欄には『家でゴロゴロ』と正直に書いていた。

今回は『映画・博物館めぐり・カラオケ』と、多少アクティブなイメージなものを書いてみた。

嘘は書いてない。大袈裟なだけだ。
さらに『趣味・特技』欄。
当たり障りのない『カラオケ』だの『旅行』だのを書いていたのを、正直に書くことにした。

『マンガ(描く方)』

ぶっちゃけますと、自分、今年頭まで、同人誌を作ってました。即売会(コミケ、とかご存知かと)で売ってました。

この辺のオタクカルチャーというのは、偏見と事実あわせて、世間的には歓迎されないものと思う。
だから、婚活ではあえて隠してきた。でも今回は、ここさえも武器にしようと考えた。
多人数が数分だけコミュニケーションを図る場にあって、一番弱いのは『没個性』じゃないかと思ったからだ。
もちろん前述の理由で引かれるかもしれない。ここは賭けだ。

年齢、学歴、年収などは、いつもどおり正直に記入。ここで嘘をつくのはご法度と心得る。

もうひとつ、今回工夫しようと思うのが、中間審査。
普段は気に入った相手の番号だけチェックしてたところを、今回は『絶対NGな人以外』チェックする。
これでお目当て以外でも、自分に興味を向けてくれるかもしれない。そうなれば、カップルになる確率も上がる。
いろいろ調べて見つけた手段だが、どれほど効果があるのか、今回一番の実験だ。

司会「今回は人数が多いので、中間審査は省きます」

ええっ!?

いきなり挫かれた。こちらの小賢しい魂胆を見抜いたか司会の人。
代わりにメッセージカードを1枚多く渡せるようになったが。

さて、パーティが始まった。

女性「え、マンガが描けるんですか?すごーい」

女性「私、絵が下手なんです。うらやましいー」

『特技・マンガ』作戦は、意外といい感触。素直に驚いてくれる人が多かった。
あまり人に胸を張れる特技じゃねぇな、と思ってたけど、世間も案外理解あるのかも。
ただ

女性「どんなマンガを描いてるんですか?」

という当たり前の質問に、あまり面白い返答が出来ないのが難点。
ちなみに自分が描いてたのは、4ページ以内くらいのお笑いマンガ。
いわゆる『萌え系』も少しかじってたけど、そこは内緒。

それともうひとつ、休日欄の『博物館めぐり』が、結構評判よかった。
これは地味かなーとか思ってたけど、博物館とか美術館とか好きな女性が、結構多いのか。

自己紹介作戦は概ね成功。
お見合いが一巡し、とりあえず3人の候補をピックアップ。

その内の一人の女性からメッセージカードをいただく。

これはつまり、ある程度相思相愛なわけで。
そうなると、3人の中から絞られるのは、その女性になる。一番カップルになる可能性が高い。
年齢は結構下だけど、博物館に食いついてきた硬派な女性だ。見た目もわりと好み。

司会「今回カップル成立したのは、8組です」

驚いた。今まではだいたい2~5組程度だったけど、全体の人数を差っ引いても、これは多い。
ますます望みは高くなる。

これはもう、あのコとカップル成立だ。

お見合いパーティで、初めての公認カップルだ。

ひゃっほう。

……今思えば、これほど見事な負けフラグもなかったな。
はい、結局自分の番号は、呼ばれませんでした。

例の女性は、別の男性とカップルになっていた。
畜生、裏切ったな!と思ったが、よく考えたらメッセージカードは3枚あった。
その中の1枚が届いただけだから、確立は1/3だったのだ。こういうことだって、もちろんある。
残り2人の女性も、めでたくカップル成立と相成っていた。

ここで悩む。

はたして今回、出待ちナンパをするべきか否か。

お目当てが全滅した以上、残るは自分的にあまり気乗りしない相手なのだ。
……ここで欲を張った。手ぶらで帰ることに屈辱を感じたのだ。
なにせ、成功目前と信じてアウトだったのだから、余計に。

女性「ごめんなさい、このあと用事があるから」

女性「ごめんなさい、せっかく声をかけてもらったけど…」

空振り。

「パーティ帰りの出待ちは成功率が高い」というのは、友人の助言。現に今まで百発百中だったのだ。
ここでさらに打ちのめされた。屈辱の上塗りじゃないか。
いよいよ捨て鉢になり、最後にもう一人、声をかけるも。

やはり空振り。三振。

最後の女性は「今日は疲れたから」と断ったが、結局その場で、パーティについて少し立ち話をした。
今まで何度か参加して、お付き合いした人もいるが、長く続かない。
女性はそう言っていた。こっちもだいたい似たようなものである。
今にして思えば、その女性と、お付き合いとかナシで、いろいろ話をすればよかったかもしれない。
お互いにとって、貴重なデータが取れたかもしれないのに。

とりあえずその時は、頭の中にそんな余裕はなかった。
ただただ屈辱的で、パーティ中の緊張とは別のものが、空腹なはずの腹を満たしていた。



帰宅中は、自分を慰める方法だけを考えていた。


その結果、生まれたのが、このブログだ。


今日の内容、自分の今の心境、それらを発表することで、同じような境遇の世の男性たちの参考になれば。
事実には違いないが、これは建前に過ぎない。


本音は、だれかにこの話を聞いて欲しいからだ。


つらつらと書いた。多少スッとした。
読み返して、今回の反省点を考えてみようと思う。


現時点でこのブログは、自分のためだけに書かれている。
いつか、読んでくれる人のために書けるだけの余裕が出れば、それが理想だと思う所存。


世の同士よ。お付き合い、お願いします。
★ プロフィール
HN:
GU
性別:
男性
自己紹介:
30代前半。
オタク趣味に没頭し、婚期を逃す。
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